Countless – EP

Lyrics by COBA5000
All Produced by NaBTok
Mixing & mastering by NaBTok
Artwork by COBA5000

❶ Write Back

Lyrics by COBA5000
Produced by MAXIRIES

誰もが我先と急ぐ旅路 置いてけぼりくらった毎日
「まず第一に身体を大事に」 そんなあったかい言葉にさえ
まったく応えられない日々 生きる意味 考えるたびに
心がヒリヒリして1ミリも動けなくなってまたキミに弱みを隠し
代わりにこんな馬鹿げた作詞 自問自答を書き殴る白紙
それが今の少ない選択肢 人生に起こるアクシデントの
痛みやわらげるワクチン 黒いインクとペン先で真っ白な頭に
注入した瞬間 なんかちょっと救われる気がするんだ
だけどそれは届かない歌 いつも冷静な筆が狂った
クシャクシャに丸めたページ ゴミ箱命中せずに転がるイメージ
 
自分ひとりじゃできないリバイブ
差し伸べられた手を握り返す…
 
力さえ失いつつあった 当たり前だったことが錯覚のように
この手をすり抜け落下して二度とつかめないような気がした
東から太陽が昇り沈んでくまでの小さな光が
チカチカ点滅する希望と絶望とを繰り返し映し出した
トンネルを抜けるとそこはトンネルだった そんなウソみたいな話さ
キミから見た世界の美しさ それが遠くにある悲しさ
涙はとっくに枯らした 今日よりちょっとはマシな明日が来たら
きっとキミに会いに行こう 暗くて長すぎるいくつもの
トンネルの向こうに届ける歌 いつも冷静な筆が踊った
クシャクシャに丸めたページ ゴミ箱命中して消え去ったイメージ
 
自分ひとりじゃできないリバイブ
差し伸べられた手を握り返す…

❷ 招かれざる客

Lyrics by COBA5000
Produced by NaBTok

いつの間にか囲まれたらしい EXITできないティーパーティ
狂った客人 見覚えがある お前も売ったのか 悪魔に魂
子供騙しの乱痴気 盛りのついたpussy cat 喜ぶ猫じゃらし
つかむアサシン 女ったらし 笑っちまうな これはまさしくチグハグ
見下す俺も俺でstupid ミュージックさえあれば居座る暇人
ただしもうちょいチューニングしてくれ さもないとこっちが示す流儀
まるで近未来と事を構えるサラ・コナー 錆びついたトリガーに
指をかけ次の皿をオーダー これでも昔は技巧派って呼ばれたクチ
そろそろ始めようか 俺は賭けに出る 少ないチップでレイズ
ポーカーフェイスでうまくやり過ごすブラフ 見抜けるかこれは数学じゃねぇ
弱きが強き肉を喰らう場面 脇役が主役に躍り出る逆転劇
手札さえオープンせずゲームから降ろすレアケース こっちのペース
直立不動のオーディエンス騒がす円熟したセンス
賑やかなテーブル囲む低級なクロストークに埋もれた
英雄たちの歌が聴こえてくる カーテンコールまでstay tune

招かれざる客 俺はリスト外のプレイヤー 電卓はじくお前を
詮索するつもりはないが 計算尽くの幻覚に目が回る
最先端のエンターテイメント 約束された傑作じゃ物足りねぇ
ペン先から古びたテーマ生み出す三流だがれっきとしたストーリーテラー
ゴージャスな赤絨毯の下で眠る無計画なレジスタンス フォーエバー
互いの存在にまだ気づいてない優れたゲリラ
いずれ始まる目を見張る展開 new era これは一枚のゲラ
ばらまかれてくレプリカ ご理解いただけましたか
こちらは平和主義者のテクニシャン 手違いで招かれた確信犯
常に進化する芸術家たちのサインを見逃すな 鼻が利くならなおさらな

❸ Empire

Lyrics by COBA5000
Produced by NaBTok

slow downでもhurry up no oneでもやりなエンパイア 駆け抜けてく走者
暗闇の時代からget over またぐボーダーの先へ…
メッキの剥げた王冠にひれ伏す手駒 トップダウンで終わるなんて
冗談じゃないな クローラー巡回する大都市 等間隔保つペルソナ
紛れ込む異分子 気分次第で弾かれる 自分自身取り戻すのに必死
決して見つかるな 正気を失う前にピッチを上げろ
バックスバニーじゃなくていい 足跡多く残すのはのろまな亀の方
その構想は必ず描くべきオリジナリティ 天地無用
繊細な壊れもん 極上の逸品は取り扱い注意
厳重にパックする次から次に 見た目は空っぽのグラフィティ

slow downでもhurry up no oneでもやりなエンパイア 駆け抜けてく走者
暗闇の時代からget over またぐボーダーの先へ…

裏の顔まで使い分ける技術 リバーシブル 歪んだ帝王学
甘い毒薬と苦いミルク 無知な俺は疑いなくつき従う
それもまた ひとつのアンサー くらんだ目にも見える落差
空に傘かける小雨の朝 うらやましく響く喧騒
踏切と革靴とエンジンの演奏 青信号で止まってる自分に気づく
鞘の中に収まる鈍抜くときか 見つめるユートピア

slow downでもhurry up no oneでもやりなエンパイア 駆け抜けてく走者
暗闇の時代からget over またぐボーダーの先へ…

❹ smaholic

Lyrics by COBA5000
Produced by NaBTok

Voice Act by とと

タップ タップ スワイプ フリック 邪魔なトピック 軽くスキップ
右目でウィンクしてきたリンクに好奇心くすぐられ親指で飛んでみる
どこでも1分かからず一瞬で超える時空 気分はVIP すべてを自由自在にピックアップできちゃう
このスキンシップ まったくディープじゃなくてチープ つまりスマート
すぐさま反応くれる感度高めの彼女と都合良く今日も
シェークハンド 1日何度もキミの顔をずっと見つめてるよ
ウィークエンド 出かけるときも 肌身離さずポケットに入れてある
インスタントでハイブランド 飽きないファッション 豊かなファンクション
キミがいないと生きてけないよ 大事な暗証番号はもちろん

2人だけの秘密のチェストに隠す幻想 トップシークレット
ベストフレンドやスペシャルゲストも立ち入れないスマートなセッション…

アップテンポなバイブレーションでキミと連動
1人乗りのプライベートジェットみたいに快適なフライトアテンド
飛んでく最前線のトレンド つかまえてよ 時代にライドオン もっと高いとこから
下界を見下ろしてみよう 広がる発想 孤立するガラパゴスにも愛を
朝の太陽 トワイライト ミッドナイト
いつも一緒でいつも内緒でいつも最初から最後まで
最高の相性さ 僕が迷子のときも最速で届く回答
冷たい態度 見たことないよ 次の世界をのぞきにもう一度

2人だけの秘密のチェストに隠す幻想 トップシークレット
ベストフレンドやスペシャルゲストも立ち入れないスマートなセッション…

❺ マズルフラッシュ

Lyrics by COBA5000
Produced by NaBTok

ひとまず蹴って始めるプランBなしのshit 16ビットの低スペックな
感情がフィットする曇り空からヒントなんて舞い降りない
いつも通りのweekend 303の隣人のsexがBGM
壁の向こうは別次元 こっちはケツにペン差してライムの実験
特に進展なしの我が人生 ゲームオーバー繰り返すマッドサイエンティスト
まるでひそひそ星のサイレンス静かに目的地目指す
最先端のビートに乗ってなんの変哲もない声をデリバリー
色めき立つメディアミックスよりシンプルで味がいいマスターピース
受け取りのサインは不要 一方通行 たどり着いた先に残る
かすかな痕跡がliving proof

時空位置情報示すマズルフラッシュ どっかの誰かが撃ったrhyme…

行方不明 マイクで中継 当然スポット当たらない孤独なステージの上
プロと差し違える無名 小池重明よろしくmy way
ひた走る手練れ 身を任せる流れ 霧に包まれてるday by day
直感に頼るだけ 足元はよく見えてるつま先は冷静
今はかぶるフェイスマスク隠す存在かすむ景色のどこかでゴーサインを待ってる
詳細はまた後ほど 勘違い男 まぁそれはどうも
確かな証拠 後利きのメッセージ送る匿名
無色透明の時を超えて クソみてぇな毒だまりより愛を込めて

時空位置情報示すマズルフラッシュ どっかの誰かが撃ったrhyme…

❻ Everyday We Get

Lyrics by COBA5000
Produced by NaBTok

時を超えてアクセス 眠った分また格別な朝
whats up たくさん 言いたいことあるけどまずは
思い出す基準 あの日のフィルム 少しの変化を目に映す
レンズとフレームとテーブル囲む気の知れたメンツ
どっかで見たことあるな 全部 どっかで聞いたフレーズ
繰り返す1テイク このペース 居心地がいい手順
また青さを増す青春 信じられるのは目の前の現物
どうせ言葉はFAKE だからこそ気にせず
もう抗うことはやめて身を寄せる からかう声が心地よく
ときに転倒 アウチ 愛しき戦場 着地 毎日何かを得てる

Everyday we get Everyday we get
Everyday we get Everyday we get some…

半永久的エナジー補給 深呼吸 イカれたheadで操縦
腹に一物 決して共有できない本心 八方美人が
315度捨て去りthinkin’ 前方確認 ゆっくり接近
焦らずマイペースでsettin’ 少しでいいからまた前進
1cm引き離す過去 三日で三歩 アスファルト
乾いた音 反響する感情 空の鏡映し マスクの中で
ぶつぶつkickするnew shit 自己中心 半径数メートル
とるディスタンス そんで浮き彫りになる絆 リスタート
今さらトップを狙え 知らねぇ 腕比べ にらめっこしてる頂上
こっからじゃどんな風景かは見えねぇ 頭角現す奴には素直に敬礼
こっちはそこらのぺーぺー扱い オッケー
でも片耳だけよこせ それで満足 ほしいのはちょっとの感触
多くは求めてない ワンツー ワンツー いつもの感じで
いつもの日々へ Everyday we get

Everyday we get Everyday we get
Everyday we get Everyday we get some…

❼ 52 Bars

Lyrics by COBA5000
Produced by NaBTok

painをgainにチェンジする直進レーン 途切れたチェーンも未来の伏線
手の内明かすため握るペン 手のひらを二度返す自己表現
上下に大きく歪んだ曲線も長い目で見りゃただの直線
お前が正常ならいつも通り音を出せ いつもと違う中毒性
これは後出しの先手 穴熊を崩す燻銀の連携
NaBTokとCOBA このセンテンスでレガシーを受け継いでつなげる
西の都にて叩くパッド 東の郊外にてインタラクト
潜伏するカルト キャッチアップしろMAXIRIES 2.0 ちょっと待ってろ
こいつは前兆 来たるイノベーションまでライムはストックせずpay off
完成度よりプロセスを言語化するスピード感にウェート置く
今は今 明日は明日 これはこれ Do it like that おかまいなく
かすり傷が叫ぶ 聞いとけよ話半分 スクラップアンドビルド
繰り返す開発 ニーズはそこそこスルーして供給するフリーランス
尖る企画室 南の策士もそろそろ指を鳴らす
セカンドシーズン マイク握る理由はひとつで充分
たまった分ブン回すペンで分岐点描く たぶんこの夢は終わらない
この先もきっと何万キロ尾行 ただの独り言でも
聴きたい奴がいるなら届ける単独任務 安息はなく歯をくいしばる日々
まったくeasyじゃないfeelin’ はっきり言ってかなりギリ
still illでsickな心身を投じるアホくさい戦いにピリオドなんてない
push like a 力士 だが暖簾に腕押し
手応えなんてねぇわ ただ身を任せる先天性 やりたいことやるのが
前提で原点 試作第一号から何曲捨てたってステップアップしてきた
コンビネーションが鉄板 つまんねぇ時間は音に変換
確かめろひとつの王道 どれがオンボロで誰がホンモノで
何がコントロールしてるこの時代 正論より強い持論でgo on